塾の宿題、ただこなすだけじゃダメ!成績を伸ばすための「神宿題術」
「塾の宿題、ちゃんとやっているのに成績が伸びない…」そんな悩みを抱えている親御さん、お子さんは少なくありません。宿題をこなす「量」に満足していませんか?実は、宿題の「質」こそが、成績アップの鍵を握っているのです!
宿題=「作業」になっていませんか?
よくあるのが、宿題をコツコツ真面目にこなしているのに、時間をかけてやっているのに、成績に結びつかないケース。
親御さんからすれば、「塾の宿題をちゃんとやっているのだから、力をつけてくれなくては困る!」と思うのは当然です。
しかし、その宿題、ただノートを埋めただけで終わっていませんか?分からなかったところを、赤ペンでノートに写して終わりになっていませんか?
宿題直後の復習テストや確認テストでは、まだやり方を「覚えている」ので、ある程度点数は取れるかもしれません。しかし、公開模試や学力テストでは全く通用しない…。
それは、日頃の勉強のやり方が間違っているからです!
今すぐ見直すべき!NG宿題パターン
多くの子供たちがやってしまいがちなNG宿題パターンは以下の通り。
- 問題を解く
- 丸付けをする
- 間違えた問題を解き直す
- 分からない問題の解説を見て、解き方をノートに写す
親御さんは、子供がノートを見せてきたら「よく頑張ったね」と声をかけるだけで、ノートチェック終了…。
しかし、このやり方では、これから先、成績が悪くなることはあっても、良くなることはありません!
授業で教えてもらった「やり方」をただ覚えているだけで、少し応用が効かない問題には全く対応できないからです。
とりあえず解説を見て、分かった気になって、それをノートに赤ペンで「写す」。これでは、いつまで経っても「できる問題はできる」「できない問題はできない」のままです。
算数で一番大切なのは「理解すること」
算数で一番大切なのは、問題を「理解すること」です!
では、どうすれば「習った」「知っている」を「理解」に変換できるのでしょうか?
それは、子供が自分の頭を痛めつけるほど使うこと。つまり、解けなかった問題、分からなかった問題にどう対処するかがポイントです。
成績爆上げ!「神宿題術」
本気で子供の成績を上げたい親御さんだけ、この先を読んでください。
成績が上がる宿題の手順は以下の通りです。
- 例題や授業ノートで、解き方の手順を確認する
- 類題は1問ごとに正解チェック
- 基本練習問題は1ページごとに丸付けし、間違えていたらその場でやり直す
- 応用練習問題は、子供の状況に応じて1問ごと、または1ページごとに丸付け。考える時間は1問最大5分。
- 発展問題も同様に、子供の力に応じて取り組む。
特に重要なのは、4と5の「できない」「分からない」問題の処理です。
- 解説を理解できるまで「読む」(眺めるのではない!)
- 理解できたら、解説を伏せて自分で解いてみる
- 途中で行き詰まったら、再度解説を読み込む
- 再度解いてみる
これは単なる作業ではありません。時間がかかります。特に4と5は、子供にとって苦痛かもしれません。
しかし、ここを乗り越えないと、親御さんが期待する成績の伸びはありません!
全部できなくても、一つでもしっかり理解できた!できる問題が増えた!そう実感できたら大成功です。
(決して子供を責めないでくださいね!)
この積み重ねが、必ず力になっていきます。
今日から「神宿題術」を実践しよう!
塾の先生に叱られないための宿題、親に叱られないための「アリバイ的ノート」は今日で卒業しましょう。
今日から、子供の勉強方法を「点数が伸びるやり方」に変えてあげてください。
算国オンライン個別指導塾「究学」からのお知らせ
算国オンライン個別指導塾「究学」では、お子様の状況に合わせて、
- 優先的に取り組むべき課題の選定
- 課題のピックアップ
- 必要に応じたオリジナル問題の作成
なども行います。
大切なのは「志望校に合格できる力をつける」こと。
お子様にとって最適な学習方法を、親御さんと一緒に考えていきます。
6年生は志望校や過去のテスト結果、4・5年生は公開模試の結果や宿題の進捗状況などをお知らせください。
この記事が、お子様の成績アップの一助となれば幸いです。