算数で思うように点が取れないのは、〇〇ができていないから

算数で思うように点が取れない。その原因は一体何でしょうか?もちろん、お子さん一人ひとり状況は異なりますが、特に注意すべき2つのポイントがあります。

1. 計算力不足:算数の土台

計算力は算数の土台です。ここができていないと、どんなに頑張っても点数にはつながりません。

「うちの子は毎日計算練習をしているから大丈夫」と思っていませんか?しかし、実際には上位クラスのお子さんでも、3人に1人くらいは計算でつまずいていることがあります。

計算のルールは理解していても、時間がかかったりミスが多かったりする場合、2桁同士の計算や、特定の桁数の引き算でつまずいている可能性があります。約分に時間がかかるケースも同様です。

一度、お子さんの計算を厳しくチェックしてみましょう。思わぬ弱点が見つかるかもしれません。

2. 文章題の読解不足:条件を読み取れない

「読めない」のではなく「読まない」ケースもよくあります。文章を読まず、条件が複雑になると途端に点数が下がる。

算数の文章題では、条件を拾い出し、整理し、そこから何が分かるかを考えることが重要です。しかし、なんとなく読んで「こうかな?」と解いてしまうと、当然ながら不正解が増えます。

3年生までは算数ができていたのに、4年生から急に点数が下がったという場合、「文を読まない」ことが原因かもしれません。

計算の弱点を見つけたら

計算の弱点が見つかったら、集中的に練習しましょう。約分が苦手なら、約分練習だけでなく、数を分解する練習も効果的です。

例:56 = 1×56, 2×28, 4×14, 7×8

文章題を読まないときの対処法

算数の文章題には無駄な文が一切ありません。条件を書き出す練習をさせましょう。

条件を書き出すだけでなく、「その条件はどういうことか」「その条件から何が分かるか」を考えさせることが重要です。これにより、自分の頭で考える力が養われます。

学年が変わる前に根本的な部分を見直そう

学年が変わる前に苦手な単元を復習することも大切ですが、もっと根本的な部分を見直すことで、今後の成績アップにつながることがあります。

苦手単元に取り組む際も、文章の読解度をチェックしてみましょう。

オンライン個別指導も必ず役立つ!

算国オンライン個別指導塾「究学」では、お子さんの状況に合わせて、以下の指導を行っています。

  • 優先的に取り組むべき課題の選定
  • 課題のピックアップ
  • 必要に応じたオリジナル問題の作成

目標は「志望校合格」。お子さんにとって最適な学習方法を、保護者の方と相談しながら進めていきます。
6年生は志望校や過去のテスト結果、4・5年生は公開模試の結果や宿題の進捗状況などをお知らせください。
お問い合わせはこちらまで。
oyatokojuken@arithmetic.mods.jp