工事中の道、あなたならどうする?

車を運転中、右折して100m先の目的地へ向かう道が工事中で通行止め。あなたならどうしますか?目的地を諦めるのも一つの選択肢ですが、普通は迂回ルートを探したり、車を停めて歩いたりしますよね。目的地にたどり着くために、人は自然と手段を「考える」ものです。

子どもの「考える」場面

お子さんが家で算数の問題を解いている場面を想像してみてください。条件からもう少しで答えが出そうだけど、あと一つの条件が思いつかない。簡単に諦めることもできますが、どうしても答えを出したいと思えば、残りの条件を探したり、別の解法を考えたりしますよね。

算数を「楽しい」「好き」と感じる子は諦めませんが、「嫌い」「苦手」と感じる子は諦めがちです。しかし、ゲームになると話は別。難しいボスキャラにも、諦めずに試行錯誤を重ね、最後には攻略してしまう。

「好き」「楽しい」が原動力

これはつまり、「好き」「楽しい」から頑張り、「嫌い」「楽しくない」から諦めるということ。気持ちの向かう方向一つで、できるかどうかが決まってくるのではないでしょうか。

攻略したいと思えば、ゲームでも算数でも、人は意識を集中させ、考え抜いて攻略します。考える力は誰にでもあるけれど、それを使うかどうかの違いだけなのかもしれません。

子どもの「できる」「楽しい」を引き出す

以前お伝えしたかもしれませんが、子どもの心に「できる」「楽しい」という気持ちを育ててあげることが大切です。

  • 褒める → 嬉しい → やる
  • できる → 楽しい → もっとやる

このような良い流れを、言葉かけや表情で作ってあげてください。嬉しければもっとやり、楽しければどんどん考えます。こうやって、「あきらめないで考える姿勢」を徐々に育んでいくことが、この先の結果につながっていきますよ。

親が諦めない

「うちの子は考えるのが嫌い」「諦めが早い」と、親御さんが先に諦めていませんか?今日から言葉かけや表情を見直し、お子さんの可能性を信じてあげてください。お子さんは必ず考える力を持っています。

一言アドバイス

四六時中監視するのではなく、片目でそっと見守り、ここぞという時に的確なアドバイスを。

算国オンライン個別指導塾「究学」が力になります!

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「究学」の指導・合格実績

灘・東大寺学園・大阪星光学院・西大和学園・洛星・大阪桐蔭・高槻・四天王寺など

算数だけでなく国語も受講可能です。お気軽にご利用ください。また、中学生(私立含む)の数学にも対応いたします。